神戸青少年支援協会 南木理事長 学士力と社会人基礎力…ボランティア活動で身につく力



  = 学士力と社会人基礎力 ==



  NPO法人神戸青少年支援協会 南木理事長(神戸流通科学大学教授): 

                            リーダーズトレーニングキャンプ講義より


 【ボランティア活動で身につく力】

     〜 「学士力」と「社会人基礎力」 〜


学士力(Graduate Capabilities : 文部科学省)とは…

 大学卒業までに学生が最低限身につけなければならない能力

 「知識」「汎用的技能」「態度・志向性」「総合的な学習経験と創造的思考」の

 4分野13項目を言います。


 ◆知識

      @ 多文化・異文化に関する知識の理解
    
      A 人類の文化・社会と自然に関する知識の理解

 ◆汎用的技能 

      B コミュニケーションスキル

      C 数量的スキル

      D 情報リテラシー

      E 論理的思考力

      F 問題解決力

 ◆態度・志向性

      G 自己管理力

      H チームワーク・リーダーシップ

      I 倫理観

      J 市民としての社会的責任

      K 生涯学習力

 ◆ L 総合的な学習経験と創造的思考力
 

社会人基礎力とは(経済産業省)

 ◆ 前に踏み出す力(アクション)

 ◆ 考え抜く力(シンキング)

 ◆ チームで働く力(チームワーク)

 ◆ ストレスコントロール力=ストレス発生源への対応力

知識として身につけるだけでなく…



自ら、実際に、やってみること
(能動的学習=Active Learning)によって、




聞いただけの事(…忘れてしまう。) 

見ただけのこと(覚えるだけ。)に留まらず…

分かることになる。


知っている…と、

分かっている…とでは、

全然違います
KYASのボランティアの特徴は…

 1 インターカレッジであること

 2 自ら企画・実行する面が大きい


 KYASのボランティアリーダー会によるプログラムは、

 現在、神戸研究学園都市周辺の大学に通う複数の大学生ボランティアによって

 自ら企画実行されているのが特徴です。


 兵庫県立大学(明石の看護学部生も多数在籍)・神戸市看護大学・兵庫医療大学

 神戸女子大学・武庫川女子大学、関西学院大学、甲南大学、甲南女子大学、神戸大学、

 神戸流通科学大学・神戸学院大学、(卒業生には神戸市外国語大学の学生も在籍)の他、

 夏休みのサマーキャンプには高知大学・関西大学の学生も在籍し、

 学ぶ大学・学ぶ学部の違う学生達が、インターカレッジの形で

 学生ボランティアリーダーとして同じ立場でボランティアを行なっています。


 価値観の異なる大学生同士が、

 お互いの考え方をぶつけ合い、お互いの意見や考え方を

 認め、受け入れながらプログラムを企画・運営していくことによって、

 経済産業省のいわゆる【社会的基礎力】…つまり、

 ◆ 前に踏み出す力(アクション)

 ◆ 考え抜く力(シンキング)

 ◆ チームで働く力(チームワーク)

 ◆ ストレスコントロール力=ストレス発生源への対応力  が、

知らず知らずの内に…自然に養成されているように思います。


このHPの別のページにもありますが…

ボランティアには

3つの約束があります。

1 自分から進んで行なう(自主性・主体性)

2 活動の見返りを求めない(活動の無償性)

3 みんなのために活動する(社会性・公共性)


ボランティアは、自分の意思でするものです。

あなたの前向きなアクションが、

あなたを求めているたくさんの人々を助けることができます。

人から強制されて行なうものでも、お金や物、ほめられることについての

望みを満たすために行うものでもありません。



しかしながら…

あなたを必要としている人がいます。

もし…

あなたが、

ボランティアに対して興味があるなら

どうぞ、一緒に取り組んでいきましょう。

 

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