このページでは神戸市指定 障害福祉サービス事業所チャリティーショップ太陽の家のあらましを説明しています。

  神戸市指定 障害福祉サービス事業所チャリティショップ太陽の家概要


神戸市指定障害福祉サービス事業所(生活介護)
チャリティショップ
 「太陽の家」



 
『地域市民の皆さんとの触れ合いが毎日ある…【店舗…】が、障がい福祉サービス事業所作業所になった日本でも他にほぼ例のない障害福祉サービス事業所(生活介護)』です。


 地域社会との接点を持ちながら…(社会参加しながら)、作業に取り組める作業所の形態を取っていますので、利用者の人たちは居ながらにして『他者とのコミュニケーションの作り方』や、太陽の家での生活を通して『自分の身の回りの周辺自立のトレーニング』を行っています。主に知的障がいをお持ちの利用者の方、  13名の登録を受け、現在、月〜金曜日の9:15A.M.〜15:15の間、毎日楽しく、賑やかに様々な作業を行なっています。いつでも…お気軽にお立ち寄りください。
 
チャリティショップは、イギリス生まれ。
 市民の皆さんから福祉目的で寄付していただいた品物(donation goods)を
 リサイクルして販売するお店です。 

ショップを運営するために、様々な障害を持たれた利用者の人たちがそれぞれに自分たちの出来る能力を生かしながら、作業所としてのチャリティショップの運営に参画しています。

提供された品物の仕分け作業・アイロン掛けや修繕等の商品化作業・値付け作業・ディスプレイ作業・接客業務・レジ業務・提供品のピックアップ作業など…障がいの種類や程度に合わせ、個々の能力に沿う作業内容を設定することが出来る作業所です。従って毎日行う作業の内容は、人によって…そして曜日によって、利用者の皆さん別々(毎日一人一人に用意された個別プログラム)の作業に取り組まれています。(もちろん、利用者の皆さんが一緒になって行う合同作業もあります。)

主な1週間の流れとしては以下のような作業曜日を設定しています。

月・水曜日 共同農園で農作業実習 
 
手ぶくろ、帽子、長くつをうまく身につけられない利用者の方もいらっしゃいます。初めは農作業道具を使ったことのない方がほとんどです。「畝と谷」「苗と雑草」「育成中の収穫物と収穫期を迎えた農作物」の区別がむずかしい利用者の方も。
 皆さん初めは分からないことだらけの農作業ですが、大自然の元で行う作業を繰り返して行ううちに、多くの利用者の皆さんが毎日食べている食べ物がどうやって育てられて自分たちの口に入っているかということを体験を通じて学んでいらっしゃいます。偏食ばかりで野菜など食べたこともなかった利用者の方々の食が広がり、いろんなものを食べられる…初めは嫌いだった食べ物も食仕方によっては食べられるようになったりしていらっしゃいます。

 そして何より大自然の前ではどんな人も無力で…どんなに自分たちが苦労して育ててきた作物も大自然の猛威にあえば一夜にして台無しになってしまうことも経験します。そんな経験を通じて、それでも得られた収穫物に対しては、どんなに不揃いであっても不要に無駄にせず口にしてみようという意識も芽生えられる方が多いです。ともすれば室内作業に偏りがちな障害支援事業において屋外での活動を週に2回行うことで精神的にも煮詰まることなく、大空の下でリフレッシュしながら太陽の家での生活を楽しまれることができるようになられています。

火曜日 調理実習 
農作業により収穫できた農作物を使って調理師免許を持った支援員(2名)を中心に…将来の生活自立に向け、自炊トレーニング、買い物トレーニング、お金の概念を身につける、食育を行っています。調理器具の出し入れ・農作物以外の食材の買い出し・調理技術の習得・後片付け等…将来の自立に向けて取り組む様々な自己周辺の生活自立トレーニングが散りばめられています。

木曜日 体操の日 体育大学を卒業した支援員が毎朝・帰り時に行うストレッチ運動・ウォーキングに加え、
太陽の家から歩いて5分のところに兵庫県立リハビリテーション病院敷地内にある体育館を週に一度お借りしてバスケットボールに取り組んでいます。また現在はコロナ禍で行えていませんが、バスケットボール後のシャワートレーニング、ドライヤー等を使った整髪トレーニング、身支度トレーニング等…身の回りの生活自立トレーニングも体操の日の重点トレーニングの項目に挙げて支援を続けさせていただいています。

金曜日  掃除・施設内ディスプレイ更新の日  店内清掃を中心に身の周りの整頓、清掃活動を行う日としています。チャリティショップ内の壁面制作活動もこの日の作業の一つにしています。



「毎日を楽しく、そして60歳になっても皆さん元気に毎日通所が続けられる身体つくり」をモットーに、利用者の方々とともに職員も一丸となって毎日、利用者の皆さんの身の回りの周辺自立に向けてトレーニングに取り組んでいます。

 障害はあっても「害」ではなく、
一人ひとりの個性として良いところを精一杯に
伸ばしていくリハビリテーションではなく、
「ハビリテーション」に取り組む事業所です。


 療育を「障害だから…」と言ってあきらめてしまうのではなく、
個性として身体と生活自立技能を鍛えながら
「地域社会を元気に生き抜いていくための力」を
お互いの研鑽を通じて育んでいきたいと考えています。




 障害福祉サービス事業所(通所型生活介護)太陽の家にご興味のある方はどうぞご遠慮なく、ご連絡ください。

施設見学、療育相談、通所利用相談…等
随時ご相談の上、承っています。


もし、ご縁がございましたら
良い出会いをお待ちしています。


障害福祉サービス事業所チャリティショップ太陽の家
〒651-2135 兵庫県神戸市西区王塚台五丁目30番12
TEL/FAX 078−920−9959
E-mail: kyas@vivid.ocn.ne.jp



 



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