知的障がい児者

親子療育水泳教室のご案内

=☆ ほとんどの方がご存知ないと思いますが…
知的障害者の65歳年齢別構成比率⇒ わずか…3%に
満たない数値となっています。

肥満、運動不足などを原因とする生活習慣病で、
その多くが倒れていらっしゃるんです。



その現状に…「待った!」をかけられるよう、

神戸市内、明石市方面の
知的障がい児者親子が、子供たちの療育を進めながら
楽しく、【基礎体力の増進】、【健康の維持】、そして、
【水中での運動能力の向上】に取り組んでいます。


あくまでも、楽しく…、

水遊び(水なれ)の時間を十分に取りながら…

1.少しでも長い距離を
2.楽しく
3.安全に 

泳げるようになることを目標にしています。


直接水泳教室担当:松林の携帯までお電話下さい。

080−1496−6426 です。

※ただいまこの教室は、
NPO神戸青少年支援協会運営による
神戸市指定障害福祉サービス事業所チャリティショップ太陽の家の
利用者の方への自立支援プログラムの一環としてのみのプログラムとして
引き続き行われています。

知的障がいの方々にとっての水泳プログラムは、
ご本人たち一人一人の心身ともの健康の維持増進に
大きく貢献されるプログラムとなっています。




参加対象:療育手帳をお持ちの主に知的・精神障害をお持ちのお子様親子 

参加定員: 親子    …冬場は、体調管理の難しさから

            参加者が少なくなりますので

            今年度の開催はとても微妙な状況となっています。
 

持ち物:水着・キャップ・ゴーグル・バスタオル

場所:NSI舞子スイミングスクール  神戸市垂水区舞子台8丁目5−26

主催・運営: 非営利活動法人 神戸青少年支援協会 及び 

       当協会登録ボランティア・看護士

お問い合わせ: NPO法人神戸青少年支援協会 

        
水泳教室担当理事 (日本水泳連盟 基礎水泳指導員)  
      
                松林 直英(まつばやし なおえ) まで

                         携帯 
080−1496−6426




立祐くん、一時も休まず…練習に励んでいます。
面かぶりクロールで、25Mくらい…背泳ぎも50M以上、
泳げるようになって来ています。
 

子供たちの成長には…本当に長い時間を要します。

知的に障がいをお持ちの子供たちなら…なおさらです。

水遊びから横向きに浮けるようになるまで 

1年以上2年、3年と かかる事だって、

全然 珍しくはないのが…、

この障がいを お持ちのお子さんたちです。

気長に…気長に…取り組む必要があります。


親子で…取り組んでいただいているのは、もちろん、

安全上の配慮によるところもありますが、


【親子で一緒に…】

水中における運動能力を身につけるという

大きな課題に取り組んでいただくことによって、

親子の自然なスキンシップによる、

親子間の信頼関係が増進されていることを

実感しています。



傍から見れば…ただ遊んでいるだけのように見える…

…かも知れない…

私たちの水泳教室ですが…

それぞれが、日々の課題を少しずつ

克服できるようになって来ています。


そして、

何よりも…

お父さん、お母さんが一緒にいてくれることに対する

子供たちの安心した笑顔が、とっても

ステキな水泳教室となっています。



子どもたちの大きな可能性を信じて…

雨の日も雪の日も… … …、

地道に教室に通ってくださる親御様には、

本当に頭が下がります。


子供たちの『笑顔のために…』

私たちの水泳教室に参加していただき、

日々の心身の、健康管理にお役立ていただければ…

と思っています。



NSI舞子スイミングスクールのスタッフの皆さんには、

プールの全面開放という、知的障がい児者にとって、

この上ない環境を与えていただいていることに、

この場を借りて、深く感謝申し上げる次第です。



    KYAS水泳教室担当
    兵庫県・神戸市 障がい児スポーツ指導員
    財団法人日本水泳連盟 水泳指導員
    日本スポーツ協会公認 スポーツコーチ

                          松林 直英

 水中運動ってこんなに「イイ!」んです。

水中運動による一般的治療効果には、以下の7項目が考えられています。

1 筋肉のリラクセーション効果

2 関節可動域の拡大

3 筋肉強化と筋持久力の増強

4 麻痺筋の再教育

5 循環能力の改善

6 バランスと協調性の保持・拡大(浮力の有無)…体幹・四肢の使い方が向上する。

  水中でもバランスコントロール能力を獲得することによって、

  高度な粗大運動能力・敏捷性・無駄の少ない機能的な身体の動きを身につけることができる。

7 子どもに運動を行う勇気と自信を与え、それによって意欲が高められる。

親子のスキンシップが自然と得られることで親子関係の確立が促進される。

また、独力で水中活動を行える段階まで到達することで、子ども自身の自立心が養われ、

実生活においても困難に立ち向かい、挑戦していく精神力も獲得していくことができる。

KYASの知的障害児者親子療育水泳教室は、

NSI舞子スイミングスクール様の、特別のご理解とご協力によって運営を続けさせていただいて

います。知的障害児者にとって、こんなによい環境は日本では他にほとんど例がありません。


 (コース貸しとかはありますが…知的障害児者にとって全面開放とは全く意義が異なります。)

欧米で地域の障害者が、自由に、他の人に気兼ねすることなく使用できる水泳施設は、たくさん

あり、ある程度容易にその環境を獲得することができますが、

ここ神戸だけでなく…日本では残念ながら、ほとんどないのが現状です。

知的障害児者のためにプールを全面開放してくださる施設なんて、

舞子スイミングさんを除いて他、なかなか見つかるものではないんですね。

KYAS水泳教室に登録していただいたメンバーのみなさんには、そこのところをよく理解して 

おいていただきたいと思うんです。

プールの全面開放って…実は本当に特別のことなんです。ですからこのプール開放に

意義を感じ、このプール開放が知的障害の人たちの療育にとって、本当に必要なことなんだと

感じてくださる方が『地道に続けて参加していただける』ようお願いしたいと思うんです。

続けていくことが…

 人口構成比率において、65歳以上の人たちが3%に満たない知的障害者の人たちの健康と、 

 長年にわたって続いていく療育を、支えていくことになると考えています。

 今年からは学生のボランティアの人たちにも療育水泳教室への参加を促していこうと考えています。

 どうかみなさん、それぞれの体調・行事等のご都合もお有りとは思いますが、

 冬場にも出来る限り続けて…参加していただけますようお願いします。




【知的障障害児者親子療育水泳教室】… 

NPO法人神戸青少年支援協会
KYAS=キャス) 

知的障がい害児者親子療育水泳教室担当 松林(まつばやし)

携帯 080−1496−6426 まで どうぞ。


HOMEへ

目次


NPO法人神戸青少年支援協会とは !?